祝祭は入り口にすぎず

#雑記

モチベーションを、言葉にしておく。

たとえば、毎日仕事をしている。
ある程度やるべきことがあって、それなりに成果が出たり、出なかったりしていて。
大きな不満があるわけじゃないけど、心の奥でふっと、こう思う。

「このまま何かが過ぎていってしまう気がするな。」

その感覚から始まるモチベーションのようなものを、言葉で整理する。

不思議と手が伸びるもの、
何の意味もないような動画とか、音楽、誰かが描いたイラストや物語。
あるいは、自分自身で何かしら書いた言葉。

一言で表すなら「暇つぶし」かもしれない。
だけど、そういうときの自分は、

「これは意味がないけれど、今の自分にとって確かに必要だ」と知っている。

生活のロジックからいったん外れ、「ただ在る」時間。祝祭だ。

ここにはひとつの段階がある。
最初は意味がなかったはずのことに、問いが生まれはじめる。

「私ができることは、なにか?」

ここからが、本当の入口。つまり、「世界のルールを決める」作業だ。

そうして自分で決めた世界の輪郭を、なるべく丁寧に、ただ、なぞっていけばいいのだ。